初期投資回収不能のマイニング事業の記録

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Nvidia GeForce GTX1060のマイニング性能まとめ

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前回紹介したGTX1070のマイニング性能に続き、NVIDIA GeForce GTX1060のマイニング性能を紹介します。

といっても5機種を試したGTX1070とは違い、GTX1060は2モデルしか使っていませんので、随時追加していきます。

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NVIDIA GeForce GTX1060搭載グラボのマイニング性能

ZOTAC GeForce GTX1060 AMP Editionのマイニング性能

まず、最初にZOTAC GeForce GTX1060 AMP Editionのマイニング性能です。

このモデルは3台導入していますが、メモリがいずれもSamsung製でした。Samsung製メモリはOC耐性が高いと言われているので、導入台数を増やそうかと検討しています。

パワーリミット60%、温度上限75℃、メモリクロック₊450MHzで動作させていますが、概ね60℃台で安定稼働しています。この設定でのマイニング性能は次のとおりです。

イーサリアム(DaggerHashimoto)で22MH/s、Zcash(Equihash)で260Sol/s程度で、3台ともほぼ同じ値になっています。NiceHashMiner v.2.0.1.1がリリースされてNVIDIA GeForce GTXでもデュアルマイニング(2通貨同時採掘)が可能となりましたが、GTX1060の場合はそれほど効果はなく、これまでどおりDaggerHashimoto(イーサリアム)か、Equihash(Zcash)を使ってマイニングした方が効率は良さそうです。

ASUS R.O.G STRIX GeForce GTX1060のマイニング性能

たまたま入ったパソコン工房で3万円割れで売っていたのを見かけて衝動買いしたモデルです。導入台数は1台です。

こちらのモデルも、前述のZOTAC GeForce GTX1060 AMPと同じ設定で稼働させています。

このモデルのメモリはZOTAC GTX1060とは異なりMicron製でした。安定性に問題はなく、止まることはありませんが、同じ設定で稼働させても、Samsung製メモリを積んだZOTAC GeForce GTX1060 AMPほどハッシュレートはあがりません。

Equihash(Zcash)では差はほとんどありませんが、DaggerHashimoto(イーサリアム)ではソロマイニング、デュアルマイニングとも1MHz(約5%)以上の差があります。

MSI GeForce GTX1060 GAMING X 6G のマイニング性能(2017.10.1追記)

MSI GeForce GTX1060 GAMING X 6Gを導入しました。

このモデルはGTX1070や1080を搭載した上位モデルと同じ筐体であるため、質感が高く冷却能力も高いです。

他のGTX1060搭載グラボと同じように、パワーリミット60%、メモリクロックを+450MHzにオーバークロックした状態で使用していますが、GPU温度は60℃台前半で推移しています。

マイニング性能はパワーリミット60%制限、メモリクロック+450MHzオーバークロックの状態で、イーサリアム(DaggerHashimoto)で21MH/s、Zcash(EquiHash EWBF)で305Sol/s程度となっており、良好な性能となっています。

まとめ

以上3モデルのGTX1060を使っています。

おすすめはMSI GeForce GTX1060 GAMING X 6Gです。DaggerHashimotoによるイーサリアム・マイニングでは他のモデルとあまり差がありませんが、デュアルマイナーを使ったマイニングやZcash、Siacoinのハッシュレートには5%以上の差があります。

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