最近、マイニングに係る電力効率を向上させるため、GPU4台を積んだrig2とGPU2台を積んだrig3を、GPUを6基搭載できるBIOSTAR TB250-BTCを使って1台にまとめて運用していました。
先日、GIGABYTE GeFore GTX1070 GAMINGを購入したのですが、新たにリグを作ったらもったいないので、PCIe×1スロットを4つのPCIeスロットに分岐できるBIOSTARマザーボード用のPCIe 分岐ライザーカードを使って搭載してみました。
これが超絶簡単&便利な商品だったので紹介します。
BIOSTAR バイオスター マイニングカード DCBTC2
価格:3800円(税込、送料無料) (2017/9/9時点)
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PCIe 分岐ライザーカード「BIOSTAR DCBTC2」レビュー
買ったのは「BIOSTAR DCBTC2」という品番のライザーカード。
4つのUSB出力を備えたPCIe×1形状のライザーカードです。このUSB端子に、一般的にマイニングに使用されるUSBライザーケーブルを接続することによって、PCIe×1を4つのPCIe×1に分岐します。
接続方法
接続方法は至って簡単。
マザーボードのPCIeスロットに挿します。写真ではPCIe×16形状のスロットに挿していますが、PCIe×1スロットでも問題ありません。ただし、BIOSにてPCIeの帯域を「Gen2」以上にしておく必要があります。「Auto」でも問題ありませんでした。
続いて、USBライザーケーブルを使ってグラボと接続します。
この状態でPCの電源を入れた後、デバイスマネージャーでドライバの更新を行うと、接続されているすべてのGPUを認識します。
今回のケースはGeForce GTX1060×4台、1070×3台の計7台があっさり認識されました。
使用しているマザーボード「BIOSTAR TB250-BTC」は元々6台のグラボを接続できますが、この分岐ライザーカードを使うことで最大9台のグラボを接続することができます。
※Windows10では認識できるグラボの最大数は8台であるため、9台を使おうとするとOSにLinuxを使う必要があります。
まとめ
実に簡単に作業でグラボを増設できました。あと1~2台だけグラボを増設したいという人にはおすすめです。
ただし、この分岐ライザーカード「BIOSTAR DCBTC2」は対応マザーボードが限られており、TB250-BTCをはじめ数機種のBIOSTAR製マザーボードのみで使用可能となっています。
なので、いまBIOSTAR製マザーボードを使用している人に対してのみ、おすすめできます。
その他の人は最初から7基以上のPCIeスロットを備えたマザーボードを購入した方が良いでしょう。
BIOSTAR バイオスター マイニングカード DCBTC2
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